spacer
sanetomo itakura
spacer
板倉実朋プロフィール
「おいしさは心の母である」
板倉武良彦の精神と人々のおいしさへの情熱、
それを受け継ぐのが板倉実朋、その人である。
プロフィール
昭和29年生まれ、東京都出身。浜之岬大学卒。
板倉調理学校校長。
無言岬特別委員会顧問。
メディア
テレビからすみ「グッバイ・パパ」ドラマ
       「痛快娯楽番組!知識の温泉」バラエティ
       「東京はにわ倶楽部!」バラエティ
ユズテレビ  「朝はまったり るんるんテレビ」ニュース
       「帰ってきたお父さん」ドキュメンタリー
ラジオインゲン「二年前の対話」ドキュメンタリー
       「いきなりごくろうさん。」バラエティ
出版物
「されど調理、およばざるごと調理のごとし」
「試験に出るたまねぎ−舌から覚える日本再生のカギ」
連載
月刊「主婦と友達」女の見方社
月刊「ひも」独身社
週刊「ヤングマタニティ」温本社
週刊「待ったなし」ハリテタイムズ
spacer
されど調理、おやばざるごと調理のごとし
人間にとって一番大事なこと、それは何か?
小説を読む、音楽を聴く、テレビを見る、スポーツを観戦する。
そのどれも大切ですが、それよりもっと大事なこと。
それはセックスです。
やはり人間も動物ですから、他の動物同様子孫を残すために
セックスをしなければなりません。
よいセックスとは何か?
それを考えるのがわたしたち板倉調理学校の教育テーマです。

と言いたいところですが、実はもうひとつ大事なことがあります。
それは食事です。
わたしたちは極端な話、小説や音楽、
テレビやスポーツがなくても生きていけます。
長い歴史の中でそれらがない時代がありました。
しかし、わたしたち人間はちゃんと生きてこられました。
では、どの時代にも必ずあったもの、それは何でしょうか?
そう、セックスです。
セックスがなければこうして
わたしたちは生まれてくることができませんでした。
そして、もうひとつなくてはならないもの、それは何でしょうか?
そう、食事です。
わたしたちは生きていくためのエネルギーを得るために
食事をしないことには生きていくことも、
そしてセックスをすることもできないのです。
その食事を少しでも有意義なものにするため、
素敵な食事をするためには、
優れた食材と、
優れた調理が必要になります。
ただ何気なく生活の中で日々、こなされている調理。
このあまり普段特別陽にあてることのない調理にこそ、
わたしたち人間が生きていくための
すべての要素がつまっているのです。

この調理についてただひたむきに学んでいくこと。
それがやがては人間愛につながっていくと、
わたしはそう考えています。