岬だより　第１６号

若い山びこのＯＬ日記 第１回入賞作品「おなかが痛い日の私」著・向井田裕子 「夜の道をアパートに向かって帰る女、マチコ。 　来るはずのない輝かしい日々を待ち望む街角のポン太。 　未亡人との恋に燃える裏の大学生。 　誰とでもけんかする魚屋の奥さん。 　そして隣の晩ごはん。 　それぞれの思いを胸に毎日を生きる人々のある夜のひと時。 　全国書店にて絶賛発売中！」

三本先生を振り返って 　三本先生が亡くなられたと聞いたとき、 　それが本当かどうか疑うことすらできないくらい動揺してしまいました。 　実はこれを書いている今でさえそれは続いていて、 　何から思い出してよいのやら、思い出せるかも危ういのです。 　こんな今の私にもすぐに思い出せるのは、そう、りんごのしんです。 　この文集に原稿を寄せる他の人たちも多分書くことでしょう。 　りんごのしん。 　三本先生を振り返ると、もうりんごのしんで目の前があふれていきます。 　三本先生、天国に行かれても私たちのことを忘れないで下さいね。 　本当に、三十余年、ありがとうございました。 　りんごのしんにかえて。

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ムササビ建設プロデュース第１弾シングル 「夜行性のときめき」ムササビ・シスターズ　発売中！

水の上の小魚舞踊団 写真集「暗闇のえら呼吸」発売！ 　昨年の秋公演して大好評を博した 「えら呼吸」がついに写真化されて登場！ 　撮りおろしたのは写真界の鬼才、マンデル・モンデル氏。 　踊り手一人一人の息づかいが 　暗闇に浮かび上がる幻想的写真集。 　全国書店にて予約受付中！

平原かずみの肝っ玉ナイト！ 「このお茶ぬるいなあ……。やっぱりお茶は熱くないと……。 　やっぱりチョコは冷凍庫で冷やしてカチコチになったの食べるでしょ。 　……ぬるい……。 　平原かずみの肝っ玉ナイト！」

夜のインタビュー─今週のゲストは分度器さんです。 　「最近、彼冷たいのよ。私だけおいてけぼり。定規ばっかり相手にしてさ、 　　あんなのどこがいいのかしら。あんなの平ったくて何もないくせに……。 　　見てよ、この豊かな丸み。そして類まれなる才能……。 　　最近……彼、冷たいのよ……」

ｉｎｄｅｘ

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