恋人とがっちり手をつないで歩いているのを目撃．
アゴが外れそうなほどの敗北感を味わう．
最近妙に子供が(性的な意味ではなく)可愛く思える．
考えてみれば，
わたしももう子供の一人や二人いても
おかしくない年齢を迎えていたのだ．
思えば今のわたしと同じ歳のころ，
両親の間にはわたしが生まれていたわけだし．
まだまだ若いつもりでいたけれど，
少しずつ現実や事実を突きつけられながら，
自分の年齢を噛み締める今日この頃である．
矢野顕子の毎年恒例「さとがえるツアー」のため，
ビックリマンでさらに重くなった腰をあげ，久々に一時上京する．
今年は借金で首が回らないため，
諦めかけていたのだが，なんとかお金に都合がついたのと，
思っていたよりもチケットが売れ残っていたため，
無事恒例行事に参加することができた．
今年のコンサートは全編矢野の弾き語りのみで
実にシンプルな構成になっており，
とっても濃厚な演奏を堪能することができた．
今年も例によって矢野自身の曲はもちろんのこと，
小田和正やくるりや上原ひろみらの曲も演奏していたのだが，
あたかも矢野のオリジナルのように弾き語ってしまう
その独特のピアノと声は健在だった．
欲を言えば，
もっと矢野自身のあんな曲や，こんな曲やそんな曲まで，
聴きたい曲はもっとあったのだが，
それでも大変満足のいくコンサートだった．
追伸：ちなみに画像は，
コンサート前に立ち寄った東急ハンズで見つけた
仮面ライダー旧１号のソフビ人形である．
思わず一目惚れして，自分へのお歳暮として購入．
その精密さと美しさに
思わず時間を忘れて見とれてしまうほど．
誰か教えてほしい．
「座敷わらし」に感動する．
たとえ吉野家の牛丼が復活したとしても
わたしはしばらくは食べないつもりでいる．
輸入停止以降の吉野家の対応にわたしは失望している．
まず，牛丼以外のメニューの開発を
これまで怠っていたという事実が露呈したこと．
それを裏付けるような残飯もどきの豚丼には怒りを覚えたものだ．
牛丼の味が変るので米国牛以外は使えないと
一見味へのこだわりを見せているようで，
一方であの残飯のような豚丼を出してきたことで
わたしの吉野家に対する信頼はすっかり消えてしまった．
一度消えてしまった信頼を呼び戻すのは，
そう容易なことではない．
その責任の一端を担っているのは
言うまでもない，マスコミの連中だ．
彼らの暴走を早く止めなければならない．
カップヌードルやチキンラーメンのほうが
わたしは好きだ．
歳をとったせいか，
ここ何年かはこってりしたものや
やたらと味を主張してくるようなものが
食べる気になれない．
だが，市場に流れてくる主な商品は
そういう悪意すら感じるような食品ばかりで，
もう店頭で見かけるだけでもお腹が痛くなりそうになる．
だからいつまでも素朴な味のする
カップラーメンやチキンラーメンのほうが
わたしは好きだ．
「(他人に)怒られるからやめなさい」と言う親をよく見かける．
決して
「他人の迷惑になるからやめなさい」とは言わない．
子供のころから「他人に対する迷惑」という概念を
知らないまま大人になる連中が，
恐らくこの先ますます多くなっていくのだろうと思うと，
なんとも憂鬱になる．
そうやって自分のことしか考えていない割りには，
その後犯罪を犯したことによって
自分に降りかかるリスクまで考えられないというのは
一体どういうことなのだろうか．
連日連夜のニュースを見ていると，
まったくそれが不思議で仕方ない．
先日の小学生を殺した元塾講師も，
「就職するためには自分にはむかう少女の存在が邪魔だった」
「だから殺した」というような供述をしているらしいが，
女の子を殺したら，余計に就職なんてできなくなるという，
どうしてそんな当たり前のことを
考えることができなかったのだろうか？
思考を放棄した現代人ほど恐ろしいものはない．
というに尽きるか．