かなりの確立で犯罪を犯した人の肩書きが「無職」になっている．
わたしはそれに気付くたびに，
「明日は我が身」と不安に陥るのだ．
思えば学生時代にやっていたサクラのバイト先での
わたしのあだ名が「犯人」だった．
サクラの職場の中での犯人である．
それはもう生臭いまでの犯罪臭がわたしからは臭っていたのだろうか．
もしも仮にわたしが犯罪を犯すようなことがあれば，
そのときは古畑任三郎かタカとユウジのコンビに逮捕されたい．
また今オフも「メジャー行きたい」と
言い出す選手が何人か現れると思うのだが，
彼らが一番雄弁にそのことを語ってくれている．
即コーナー打ち切り，さらには総務省にまで口出しされていたが，
はたしてそんなにいけないことだったのだろうか？
最近テレビ番組内でのやらせについて
むやみたらに，過剰なまでに問題視したがる傾向にあるが，
槍玉にされているものがそれほど情報として
重要であるものかといえば，それほどでもないものが多い．
めざまし調査隊のやらせにしたって
それで誰が傷つくわけでも損するわけでもないし，
取り立てて大騒ぎするほどのものではなかったはずだ．
報道番組とは言ったって所詮中身は
ほとんど低俗なバラエティと大差ない．
それにいちいち目くじらをたてるというのは
世間に余裕がなさすぎることの証明にほかならない．
ますますテレビはつまらなくなる．
「自然体と馬鹿は紙一重」
品性や知性に欠ける人を
「自然体」という言葉のまやかしで
かっこよく見せるのは実に卑怯であり，有害である．
あさ川の饅頭(こしあん)にお世話になりっぱなしだ．
わたしはつぶあんがあまり好きではない．
あのビニルのような舌触りの皮が混じっていることが
口の中でたまらなく鬱陶しく思うのだ．
それに比べてこしあんは潔くて良い．
頭のリハビリのために読書の際，
ところどころ音読をするよう心がけている．
その成果ははたしてあるのかどうか，
相変わらず人としゃべっていないので分からない．
学校を出てから半年以上経つわけだが，
相変わらず本気でしゃべっていないことに
うっすらどこらかずっぽり恐怖感を抱く．
わたしは「さんもんず」で商売をするべきらしい．
ところでその「さんもんず」って
一体，何？
ネットで検索してもさっぱり分からないし，
それ以来，詳しく説明してくれる夢も見ない．
誰かご存知の方がいらっしゃったら，連絡ください．
大改造!!劇的ビフォーアフター
するため，
近所のホームセンターに視察に赴き，
メジャーを片手にいくつかの品を物色する．
満足のいく品が見つかり，ご機嫌で帰ろうとしていたところ，
駐車場で「ブックオフののぼり」を持った中学生二人を発見．
恐らくパクってきたであろうそれを，
得意げな顔してホームセンターのバイトのお姉ちゃんに見せてははしゃいでいた．
そういうつまらないことを
面白いと勘違いするような連中が大嫌いなわたしは，
おもむろに近づいていき，
「警察呼ぼうか？」
と，南海キャンディーズのしずちゃんばりの低音ボイスで
ちょっぴり脅してみた．
中学生らは苦笑いしながらも
「すみません返します」と言っていたのだが，
その後はたして彼らがそれを元の場所に戻したかどうかは定かではない．
まあ，返すも返さないもわたしにとってはあまり興味がなく，
くだらないことではしゃいでいた連中の気分を台無しにできたことで
わたしはすっかり満足していたのだ．
あっ，
もしかしたらわたしのほうが性質が悪いかもしれない．
わたしは
「村上さんという名の土偶を手厚くもてなさなければならない」らしい．
ところでその「村上さんという名の土偶」って
一体，何？
ネットで検索してもさっぱり分からないし，
それ以来，詳しく説明してくれる夢も見ない．
誰か見かけた方がいらっしゃったら，連絡ください．
生協の白石さん
白石 昌則, 東京農工大学の学生の皆さん
ついにこの日が来たか！！！！！
ついでにドラマ化希望！！！！！
from the orient
鈴木理恵子のヴァイオリンリサイタルへ．
雨の中，十何年ぶりかで後楽園駅に降り立ち，
ひさびさに間近で東京ドームのあの白い屋根を見る．
確かあれは小学生のころだったか，
父親と弟と共に，ドーム脇で開かれていた
木下大サーカスを見に行って以来だ．
ちょうどその日はあの「Ｘ JAPAN」のコンサートがドームで行われる日で，
宝塚スターのような奇抜な衣装のお姉さまたちに
紛れてこっそりコンサートパンフを買った覚えがある．
で，鈴木理恵子のリサイタル．
ピアノ伴奏は高橋悠治．
お互いかなりの略歴を持つ演奏者なのだが，
ホールはこじんまりとしていて，
見回すと来ている客のほとんどが知り合い同士らしい，
なんともアットホームな雰囲気にいささか驚く．
わたしだけがなんだか取り残されているようで，
ちょっとした疎外感と寂しさを覚えていたのだが，
以前夏に開かれた高橋悠治のピアノコンサートで，
わたしの隣に座っていた，
そして何故か足袋を履いていた女の子の顔を見かける．
別にそのとき仲良くなったわけでもなんでもないのだが，
自分にも知っている人を見かけたことでちょっとほっとする．
で，鈴木理恵子のリサイタル．
現代曲にありがちな分かりやすさのない曲があったことや，
ホール内の快適すぎる温度，
安定した素敵な演奏，
そしてなにより寝不足がたたって，
その大半を睡魔と闘うはめになってしまった．
特に現代曲というか前衛的な曲では
いまいちこちらに堪能する余裕がなかったので，
その演奏がどれだけ素晴らしいのか判断するのが難しかった．
ただ，演奏リストの中には比較的ポップな曲もあり，
そこでは素直に感動できる演奏を味わえた．
リサイタル終了後，ロビーではサイン会が．
その場でＣＤを買わずともパンフにサインがもらえるとは言われたのだが，
以前から気になっていたfrom the orientがあったことと，
演奏中ちょっと睡魔に襲われていたことのお詫びの印に，
思い切ってＣＤを購入．
間近で見る鈴木理恵子は実に美しく，
その姿にすっかり見とれてしまい，やっとの思いで握手をしてもらう．
それはこの日一番興奮し，感激に満ちていた瞬間かもしれない．
で，from the orient．
名盤である．
特にわたしの敬愛する武満徹の「妖精の距離」の美しさときたら．
これで白いご飯が何杯でもいける気がする．
やくざとの戦いに挑むも，
志半ばで目が覚める．
生きてて良かった．
というのはわたしが中学のころの話なのだが，
そのころ別れた数人の友人のことが
いまさらながら気になって仕方ない．
わたしのほうではそれとなく，
いつでも見つけやすいようにはしているつもりなのだが，
わたしが彼らを思うほど，
こちらのほうを気にはしていないようで，
まだ誰もわたしの元を訪れる者がいない．
それでもわたしは待っている．
わたしが火星に帰るためには
25人の妊婦が必要だ．
ポジティブを強要してくる歌が大嫌いだ．
つげ義春全集 (4)
つげ義春
高校のころはまって夢中で全集を揃えた．
もしかしたら今これらを読み返したら
あのころよりも深刻なくらいに染みてくるかもしれない．