毛呂休庵アーカイブス 05.09.16-05.09.30
2005.09.16 空を見上げる
スペシウム光線!!!!

とある本で

「ウルトラマンの最終回を見ていた子供たちの多くが,
 ウルトラマンが宇宙に帰るときに,
 一斉に窓を開けて空を見上げた」


というような一文を読み,思わず泣きそうになった.
なんて豊かな時代だったんだろうと羨ましく思える.

ちなみに,上記のエピソードを今の時代に置き換えると

「中年のおばさんたちの多くが,
 ペ・ヨンジュンが韓国に帰るときに,
 一斉に窓を開けて空を見上げた」

ということになるのだろうか.
情緒もへったくれもない.
2005.09.17 殺されたわたし
エジプトの水

これはあくまでも夢の中での話だが,
わたしはつい先程まで事件に巻き込まれていた.

とある思想集団(表向きはボランティア・グループ)で
働く友人の様子がおかしくなり,
奇妙な断食や他者に対しての
過剰で無責任な延命治療をしていることを知ったわたしは,
必死に説得を試みたものの,
まったく受け入れられる気配がなかった.
これはもう諦めるしかないと思ったそのとき,
二人の友人が目の前で唐突に倒れた.

死んだのだ.

怒りに打ち震えたわたしはそのとある集団に

「おまえらが殺したんだ,許さんどぉ」

と戦いを挑みかけたのだが,

「あの二人毒が効いたんだね,
 あの人もやっちゃおうか」

と衝撃の事実と身に降りかかった災難に気付いて逃げようとしたところ,
敵の放った吹矢が見事に命中.
おぉ,展開早し!
朦朧としながらも,毒が回りきらないうちにと
足に刺さった矢を抜いてみると,それはイカの足.

「おまえたちは死ぬなぁ!!」

と緒形直人ばりに仲間に叫びながらしばらく逃げてはみたものの,
とある集団に行く手を塞がれ万事休すなところで意識を失い,
そしてこっちの世界で目を覚ました.

もしかしたらわたしが死んでしまった
あっちの世界が実はリアルな世界で,
今この文章を打ち込んでいるわたしは死後のわたしかもしれない.
2005.09.18 貪欲に竹仲絵里
余韻
余韻

ありがとう
ありがとう

ここで貪欲に竹仲絵里を推薦する.
素晴らしい才能と素晴らしい声と素晴らしい容姿を持った女性歌手.
なのにいまいち活動が地味というか
あまりメディアへの露出がないようなので
もしかしたら知らない人のほうが多いかもしれない.
なので,今日は貪欲に竹仲絵里を推薦する.

オフィシャルサイト
2005.09.19 キムチ効果
最近,久しぶりに会った友達に

「君,韓国人化してるね」

と言われた.
確かに鏡を見てみると,
なんだかパーツひとつひとつにメリハリがなくなり,
妙にのっぺりとした甘い顔になっているような気がする.
ここんところ何かにつけてキムチを食べ続けていた効果だろうか?
なんとも迷惑な効果だ.
2005.09.20 モンゴル化
前髪を自力で切ったらわたしの顔がモンゴル化してしまった.
もしくは若いころのなべおさみといったところだろうか.
そのせいかどうかはわからないが,
朝青龍となべやかんが気になって仕方ない.
愛おしさすら感じる.
なんとか早く前髪が伸びないものだろうか.
2005.09.21 嘘も方便
先週のわたしは一体何をしていたのだろうか.
気になってみて先週の記事を見てみたのだが,
思えばこのブログでわたしが書いている記事は
30%の嘘が含まれているので,
うかつに信じることができないのであった.
ブログの記事の範囲に留まらず,
わたしの日々の生活は真実と嘘の狭間で
絶え間なく揺られながら,
時々首をかしげながらも変らず続いていくのであった.
2005.09.22 背後霊いらっしゃい.
首を吊るほどでもないのだが,
現金のない財布を見るたびに切羽詰った思いに駆られる.
宝くじでも当たらないものかと思ったところで
それすらも買うお金がないのである.
わたしは根拠のない金運に支えられていると
小学生のころから思い込んでいたのだが,
どうもそれは気のせいだったのかもしれないと,
今更ながら思う.
宮路社長の背後霊でもついてくれないものだろうか.
いや,鈴木その子のほうがいいかもしれない.
お金と美貌(過剰なまでの美白!!!!)の
両方貸し与えてくれないものだろうか.
2005.09.23 一日に二度ハトフンをくらった女
しょこたん☆ぶろぐ
しょこたん☆ぶろぐ
中川翔子

中川翔子は,漫画やら特撮ものやらブルース・リーやら
いろんなものの中毒にかかりながらも,
「しょこたんブランド」を確立し,
その揺ぎ無い奇妙なオリジナリティを失うことなく生き抜いている.
これはもう脅威という他にない.
2005.09.24 さらば木戸優
木戸家

ファイトの最終週予告を見て,
それだけで泣きじゃくりそうになる.
これでわたしの青春がまたひとつ終わるのだ.
2005.09.25 花粉症恐怖症
から鼻水に悩まされていて,
季節の変わり目だし,
また風邪でもひいたかなっと思っていたのだが,
ふとあることを思い出した.

「秋の花粉症」

朝いち430で藤森さんがそんなことを言っていた.
最近くしゃみをしている人が増えているが,
もちろん風邪をひいている人もいるだろうが,
花粉症でくしゃみをしている人が実は多いと.

わたしの場合,
風邪は鼻からくるケースが多いのだが,
ここ数年は風邪をひいたら即発熱して動けなくなることが多かった.
しかし今回は鼻水が出始めてからしばらく経つが,
まだ発熱の気配はない.

これはやっぱり花粉症なのだろうか.

そういえば,ちょっとした外出から帰ってくると,
症状がひどくなる傾向にある.

ああ,これはまいった.

わたしは花粉症とは縁のない人生を送ってきたはずだったのだが,
ここ数年,ちょっとした鼻水,ちょっとした目のかゆみに,
花粉症の気配を感じながらも,
これは「花粉症恐怖症」のせいを装いごまかしてきた.
しかし,それもそろそろ限界がきているらしい.
腹を決めて,わたしも花粉症の暖簾をくぐるとするか.
2005.09.26 高橋美鈴
週刊美鈴

毎朝ファイトを見ていると,
その次の5分ほどのニュースに出ている,
高橋美鈴アナのちょっぴり左に傾斜した姿が気になって仕方ない.
そこで独自に調査したところ,
高橋美鈴アナは東大出の才女であることが分かった.
東大を出ると,女性はあのように傾斜するのだろうか?
2005.09.27 小指の思い出
右足の小指だけが痺れて麻痺しているようで,
触れたときの感触がどうもおかしい.
なんかの病気だろうか?それとも怪我でもしたのだろうか?
特に痛みがあるわけではないので
あまり深刻には考えていないのだが,
やっぱり病院に行くべきなのだろうか.
足の小指といえば,身体の中でも末端も末端で,
なんとも地味なところに悩みが出来てしまったことに,
今はただ苦笑するしかない.
2005.09.28 パジャマのままで
最近街を闊歩するスウェット族を見るたびに,
日本人はすっかり恥という概念を失ってしまったのだと,
嘆くより先にただただ呆れて物が言えなくなってしまう.

それとともに,ますますおしゃれの意味が分からなくなってしまう
今日このごろなのであった.
2005.09.29 26
杉村議員をめぐる報道の中で,
「彼はまだ若干26歳だから未熟な発言もしょうがない」
みたいな意見をたまに聞くのだが,
政治家の中ではそりゃ若いだろうが,
世間的に見れば26ともいえばもう立派な大人のはずだろう.
あの軽はずみというか頭の足りない発言の数々は
本来はとても26歳の青年のものとは思えないほど稚拙であると思う.
それが「まだ26だから」で済むようになると,
ますます日本人の幼稚化が進むということになりかねない.

平均寿命に反比例して日本人の成長度は年々衰えている.
これは深刻な事態なはずなのに,
もはやそれには触れないようにしている幼稚化した大人たちが,
わたしは恥ずかしくてならない.
2005.09.30 食欲
江古田シックに陥る.

おそめのトンカツ定食が食べたい.
焼き鳥が食べたい.
てんぷらが食べたい.

ただ飯が食いたいだけか.
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