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朝焼け 2002/04/17 朝焼けが ゆっくり私を 呼んでいる ふらふらと 吸い寄せられる 今日のはじまり |
ぶし 2002/04/17 ひつまぶし よっ!かつおぶし あんこぶし |
切ない昼下がり 2002/04/18 紅い無口な石の 知られざるその気持ちを はかろうとする人は とうとう誰も 現れなかった。 |
すっぱい太陽 2002/04/18 あんまりあなたが まぶしすぎたので 日本中の子供たちが お腹をこわして 困っています。 お願いです。 そろそろ頭をかぶって下さい。 |
傷 2002/04/26 君の傷口にそっと触れる かすかに夏草の匂いが 僕に気づかせる まだ 君はいない |
たった一度だけ 2002/04/26 「頭を食べると 変な臭いをかげるようになる」 それが おじさんの唯一の 名ゼリフ。 |
おばんです 2002/04/26 ゆうま君と さらさらと散歩した。 ふらふらと消えてゆく 貧乏そうな太陽を そこはかとなく軽蔑した。 ゆうま君は ただただ涙を流していた。 そんなひとときだった。 |
報告 2002/04/26 その日はアパートの一室で 一日中たばこをふかしていたようです。 朝食は「混乱した玉子焼き」だと 言いふらしていました。 それは、嘘だと思います。 |
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